PPCJ株式会社 代表取締役社長 市川様
CRO業界に新しいビジネスを創出
2011年03月03日
PPCJ株式会社は製薬業界・医療業界に現在乱立しているCRO(臨床開発業務受託機関)の中でも、差別化を図った新たな事業展開を目指している会社です。 特に日本ーアジア領域における国際臨床試験のソリューションプロバイダーとして、業界で競合がない存在として徐々に認知されています。 今回は、同社代表取締役社長の市川様にお話を伺いました。
PPCJ設立の経緯の経緯を教えてください。
国内大手CROで立ち上げ期から10数年間、勤めていました。立ち上げ期はベンチャーとして時代のニーズと会社のビジョンがかみ合っていましたが、大きく成長を果たし関わる人数が多くなった分、小回りが利きづらくなった印象がありました。
現在、製薬業界の臨床試験は2局化しています。日本の製薬会社で国内での治験が中心の会社と、日本をアジアの国の一つとして考えている外資系を中心とする大手CROです。そこに、時代のニーズがあると感じてPPCJを創業しました。マーケットの大きい日本での承認申請を主眼におきつつ、アジアでのマルチナショナルな臨床試験をシームレスに請け負えるCROは実はまだありません。
大手CROとの違いや、PPCJの強みは何ですか?
CROが他国で事業展開をするには、色々な障害があります。例えば、薬の用量は日本は他国と比べて基本的に少なめです。 開発に関連する技術的な側面以外にも、仕事を進める上では医療環境や言語、人種、文化も重要な要素です。
薬事というのは許認可産業になりますので、行政サイドからの規制やその基準も重要です。日本はその点においても、アジアという枠組みの中で特殊です。 ローカルで事業展開していなければ分からない・手が届かない領域をカバーできるのが、 PPCJの強みです。
会社として今後の事業展開についての展望をお聞かせ下さい。
日本に軸足をおいたアジアでグローバル展開を進める、アジアスタディというビジネスモデルには各社が興味を持っています。その領域には現在競合にあたるCROは存在しないと認識していますので、まずはそこでイニシアティブを取り、案件を増やしていきます。 アジア治験の日本での承認実績を創り、それにより興味を持つ製薬メーカーも増えてブランディングができれば、高シェアのまま案件を増やしていくことも可能だと考えています。日本企業としてPPCJがイニシアティブをとって、アジアやグローバルな治験について日本での申請を目的にやっていけることを将来的には目指しています。
採用の際に重視している事は何ですか?
経営者として現在必要と感じているのは、やはりモニタリングの経験をきちんと積んできた経験者の方です。また、モニタリングが未経験の方でも新しい事に対する吸収力が高い方、積極的に考えて、プロアクティブな行動が出来る方であれば十分にご活躍頂けるはずです。 会社としては拡張期ですから、まだまだ色々な変革があると思います。会社や業界と一緒にそのような変化に順応できることが重要だと考えています。
また、グローバルな案件が増えていきますので、英語力がある方は、経験者・未経験者問わずアドバンテージにはなります。 未経験の方に対しては、研修制度をご用意しています。
転職を考えている方にメッセージをお願いいたします。
CROという業界では、まずはモニターとして経験を積んでキャリアを形成していくことからスタートしますので、まずはそれを頑張って欲しいです。その後のキャリアパスとしては、英語力がある方についてはアジアスタディーなどのPMをお任せすることもありますし、メディカルライティングやQCなどへの転向にも対応できるよう会社として組織作りは進めていきます。
そのようなキャリアパスも、まずは大前提となるモニター業務の経験が肝になります。ですから、PPCJのモニターという業務に興味を持っていただけた方の積極的な応募をお待ちしています。








